個人売買の掲示板で出会う
個人売買の掲示板を検索すると、かなりの数になった。今までまったく興味がなかった分野であるため、つい目的を忘れていろいろ覗いてしまう。バイアグラなど海外直輸入のドラッグや保険証、女の子の住所を売るという危ない掲示板まであった。しかし、考えてみれば当たり前のことだが、自分が女であるなんて、わざわざ書いている素っ頓狂なヤツはいない。そんなのストーカーに狙い撃ちだ。なんだよ、どうやったんだよ? 仕方ない。苦汁を飲んで、友人にメール。どこのサイトを使うのか聞く。半日して戻ってきたメールには、じゃマールの使い方が事細かに書いてあり、その上、女とどううまくやったかまでしっかり説明してあった。イヤミなヤツだ。雑誌の「じゃマール」は知っていたが、Web版じゃマールは覗いたこともなかった。アクセスして理解できた。
他の掲示板とは異なり、じゃマールには検索機能が付いているのだ。じゃマールは膨大な数の掲示板の集合体だ。各掲示板はカテゴリ別に分類され、そのなかには“ Hな出会い“も“個人売買“も含まれる。出会い系の掲示板を覗いたことのある人はご存知だろうが、ちょっと気の利いた掲示板には検索機能が付いている。男女の別や住んでいる地域、身長や体重で絞り込み検索ができる。じゃマールの場合、すべてのカテゴリでこの検索機能を使うことができるのだ。
「投稿をモノで探す」を使えば、投稿相手の性別、年齢、地域の絞り込みが可能なのである。商品もカテゴリで分類されているので、欲しいものを探しやすい。いくら女の子のほうが目的とはいえ、まったく必要のないもの(乳母車だの美容乳液セットだの)を買っても仕方ないし、買うために嘘を並べるのも大変だ。いろいろと試した結果、布団乾燥機を売りたがっている26才の女の子にメールを送ることにした。
モノを送ります、と言われたら、こっちの目論見は大外れになる。その点、布団乾燥機なら、送るにはちょっとばかり大きく、手で運ぶには間題ないサイズだ(3kgど書かれていた)。本当はMDやデジカメなど気の利いたモノのほうがよかったが、そう都合よくは載っていない。おまけに女の子は独身で、住所もそれほど遠くない。しばらくしてメールが戻ってきた。
「(前略)そんなわけで布団乾燥機は必要なくなってしまったのでした。もうすぐ引越しをするし(今度はまともなとこに住みたい……)どうぞ使ってやって下さい。ご都合の良い日、時間帯を教えてください。ちなみに私は今週は火曜日と土日が休みです。夕方には帰っています」良い感じじゃない! 何回かのメールのやり取りの後、モノの受け渡しに彼女の家のそばで会うことになった。行け~! である。
さて当日。今度すっぽかされたら、ネットで女の子と知り合うことはあきらめようと心に誓い家を出る。布団乾燥機という色気のカケラもないものを間に挟むので、あまり期待はできないが、まずは会えればよし、だ。過去の嫌な思い出がチラチラよぎる。
待ち合わせのコンビニに少し早く着き、どんな相手かとワクワクする。妙なもので、顔は知らないが、メールの文体からなんとなく相手の雰囲気は分かっていた。メールには、その人の語り口が出るので性格ぐらいは想像できる。ソワソワと出入り口を気にしながら、所在なく雑誌コーナーをウロウロしていると、白地に青のボーダーシャツ、チノパン、髪はアップにした薄化粧の女の子が入ってきた。手に細長い箱を持っている。慌てて駆け寄り、挨拶した。思っていたよりも背が高く、160センチより少しある。細身で抜けるように色が自い。二重の目がしっかりとしている。やや年がいっている感じだが、それでも充分にキレイだ。
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2011年9月24日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:多彩な出会い体験談

